美濃陶芸作品永年保存事業平成2年度選定作品

「淙容の器」

故 近田精治

〔制作意図〕

 潤いの釉表,しっとりとした釉肌を鉄釉で創りだそうと理想をたぎらせ, そうした焼物らしい材質感を損なわないよう形に配慮した。
 豊満にして単純な形態にニ筋の条紋が,せせらぎを経て, やがて下り落ちる水の流れを奏でるインスピレーションが与えられたらと思い制作した。

〔主な陶歴〕

昭和33年日展初入選 以来25回入選
昭和40年日本現代工芸展初入選 以来8回入選
昭和46年朝日陶芸展入賞2回
昭和53年日本新工芸美術協会 会員
平成元年第7回加藤幸兵衛賞受賞