美濃陶芸作品特別永年保存作品(平成5年度)

「鼠志野葦文長角皿」

故 水野愚陶

〔制作意図〕

 愚陶が最も得意としていた鼠志野の一つ。
掻き落しの技法で,昭和17年初入選の鼠志野牡丹文四方皿,翌年入選の殻稼成熟鼠志野角水指などに佳品を見ることができる。
 今回指定の作品は,愚陶が好んでよく描いた文様の一つで葦に雁飛来の図,昭和20年頃の作。

〔主な陶歴〕

昭和8年唐九郎と共に陶器大事典編纂に参画する
昭和13年稲荷窯跡地に築窯,作陶生活に入る
昭和17年第5回新文展
昭和22年多治見市民展工芸部審査員
昭和24年二科展